一般的なディファインとは?

電子メールを使えば、夜中でも休日でも求職者の都合がいいときに問い合わせができる。
大手企業の採情活動は、いまでは大半が学生による企業ホームページへのアクセスから始まる。インターネット上での広告や求人は、外部に委託することもできる。
その場合もリアルの広告や求人と比べると、料金が安-、費用対効果も高い。
インターネット広告の特徴は、的を絞り込んで広告を打てることだ。
テレビの。Mや新聞の折り込み広告は、見てほしい人だけに見せるということができない。
インターネット広告の場合は、釣りファンのコミュニティサイトに釣り具の広告を出す、磁石といくキーワードで検索されたら磁石会社のバナーを表示するといったことができる。
どのサイトにバナーを表示させたときが最もクリックされる率が高いのかなど、効果の確認も容易だ。
こうして広告の精度を上げていけば、二〇万円の費用でも高い効果が得られる。
ただし、インターネット広告は、企業のホームページに見込み客を誘導するだけであり、本当の客にできるかどうかは、その後のフォローしだいだ。
インターネットを使った求職・求人サービスにはリアルの求人誌と同じよ-にウェブへの掲載時点で企業から登録料をとるものもあるが、登録は無料で採用ができた段階で料金を支払うといく成功報酬型のサービスも登場している。
新しいビジネスモデルのため、標準的な料金体系はなく、報酬は求人条件などに応じて個別の相談で決めるというものが多いよ-だ。
それでも、無料で求人広告が出せるというのは、中小企業にとっては大きなメリッ-だ。
活用しない手はない。「買う」から「借りる」へ企業がコンピュータ利用を進めていくうえでネックになるのが、各種のアプリケーション(ソフ-ウエア)の購入費やバージョンアップの費用だ。
会計ソフトや給与計算のソフトなど業務用のアプリケーションには、買うと数十万円もするものが少なくない。多機能をうたってあっても、実際に使うのは1部だけという場合も多い。
確定申告用ソフトや年賀状作成ソフトなど、あると便利だが年に1回しか使わないソフトもある。しかも、毎年のようにバージョンアップがある。新規に買うよりは安いけれど、パソコンが何台もあったり、毎年更新したりとなるとばかにならない額になる。
こうしたアプリケーションにかかる費用を節約できると注目されているのが、<。/3P-<アブ-ケ一ション.サービス・プロバイダI)だ。これはソフトを販売するのではなく、貸し出す。
利用者はペインターネットを通じてASPにアクセスし、使用時間や使用した機能に応じて料金を支払う。
バージョンアップはASP側が行うので、利用者はつねに最新のソフトを利用できる。
ウェブショップに必要なソフトを丸ごとレンタルするサービスもあって、経費だけではなくシステム構築にかかる時間も節約できる。
たとえば、インターネットモールの「楽天市場」もASPの1種だ。
もっとも、大半のASPは、何十人もの人が同じソフトを使うという前提で料金を設定しており、パソコンしかないような企業ではかえって高くつくことが多い。現状ではある程度コンピュータ利用が進んだ企業向けのサービスといえる。繁盛しているウェブショップの経営者をはじめ、インターネットを上手に活用している経営者はみな、仕事が楽しくてしょうがないという表情をしている。
インターネットは九五年に商用に利用することが認められたばかりで、マーケットとしてはまだ幼い一。リアルの世界とはちがって、インターネットの世界で圧倒的なシェアを握る企業も、閉鎖的な系列もなく、工夫と努力に応じた成果が得られるからだ。
従業員のモラール・アップにつながる成果は、売上げや利益だけではない。
「播州ハムはりはり支店」の堀田社長は、「ウェブショップを始めてから職人たちの士気が上がった」と言う。
ウェブショップでは、価格ではなく品質第1のハムやソーセージをつくることができる。蓄積した技術が遺憾なく発揮できるからだ。小売店に卸す場合とはちがって、食べた人から「先日買ったハムはとてもおいしかった。また注文します」とたくさんのメールが直接届く。
職人は「よしもっとうまいハムをつくってやろう」ということになる。
さすがに、いまはホームーページをもっているというだけでは目立たないが、それでもアクセスの多いホームページは、従業員にとっても自慢のタネになる。
スタッフ紹介のページもあれば、なおのこと従業員にとっては励みになる。
商売の原点がわかる経営者もインターネットでビジネスを行うことで学ぶものが多い。和菓子の老舗「備前屋」の中野専務は、「ウェブショップを運営して接客の基本が身についた」と言う。
備前屋のように九店舗をもち、一〇〇人を超える従業員を雇-よ-になると、経営者が直接店頭に立つよ-なことはない。
現場は従業員に任せ、経営全体を考えていかなければならないからだ。
その結果、店頭にわざわざ足を運んでくれたお客よりも、その日の売上げ、その月の利益など数字ばかりに目が行きがちになる。
だが、ウェブショップでは、お客の満足度を上げていかなければ確実に売れなくなる。
インターネットは、「商売はお客様一人ひとりのおかげで成り立っているのだということを痛感させてくれた」のである。「松阪肉のまるけん」の山本社長の場合は、「ウェブショップを始めてから、リアルの店頭でも、お客様への『ありがとうございました』が心をこめて言えるようになった」そうだ。
「以前は、親から受け継いだ店をただ漫然と開けているだけだった。
それがウェブで売ることの難しさ注文があったときの喜び、お客様からお礼のメールが届いたときの感動を知って、商売の原点がわかった気がする」からである。
インタ」ネットは人もつなぐインターネットをビジネスに活用している経営者が、インターネットの最大の成果として口をそろえて挙げるのは、「ヒューマンネットワーク」の形成だ。
インターネットの原則は、オーブンかつフリーだ。
だれでも利用でき、しかも入手できる情報のほとんどは無料だ。
だからこそ、インターネットは急速に発達した。
中小のウェブショップが増えたのも、成功者たちがノウハウの公開を惜しまなかったことが一因だ。
たとえば、「心斎橋みや竹」のサイトに「戦略会議室」という掲示板がある。
ウェブショップのオーナーたちが、「トップページはどうあるべきか」とか「サーチエンジン対策はどうすればよいのか」といった具体的なテーマについて意見やノウハウを交換している。
もちろん、こうした公開の掲示板だけではなく、個々に電子メールを使った情報交換も活発に行われている。
同じ日的、同じ問題意識をもった人たちが、経営の根幹にかかわる情報を交換していれば、交際は自然と熱-なる。
その結果、「備前屋」の中野専務の言葉を借りれば、「地縁だけで集まったような同体や異業種交流会では決して得られない熱いネットワ一クができる」と言う。オフ会といって、ふだんネット上で議論している人たちがリアルの世界で集う会があるが、そういく会では初対面同士にもかかわらず、日取初から「あの検索システムはどうやってつくってるんですか」といった活発な意見交換が交わされるそうだ。
異業種交流会の多くが、どうでもいい世間話ばかりで仕事の話が盛り上がらないのとは大きなちがいだ。

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